サンフランシスコ空港ラウンジガイド
サンフランシスコ空港ラウンジに関する総合ガイドになります。
年間 5,700 万人以上の乗客 (2019 年) にサービスを提供する
サンフランシスコ国際空港 (SFO) は、米国で 7 番目に利用者の多い空港です。
20 近くあるサンフランシスコ空港のラウンジの多くは、
JAL、ブリティッシュ エアウェイズ、キャセイ パシフィックなどの
国際航空会社によって運営されています。
SFO はアジアとヨーロッパへの主要なゲートウェイです。
ほとんどのラウンジは、プレミアム キャビンの乗客または
エリート ステータスのフリークエント フライヤー専用ですが、
1 日パスを提供したり、プライオリティ パスを受け入れたりするラウンジもいくつかあります。
サンフランシスコ空港ラウンジターミナルごとのガイド

ターミナル | ラウンジ名 |
ターミナル1 | USOラウンジ アメリカン航空アドミラルズクラブ |
ターミナル2 | アラスカ航空ラウンジ デルタ航空 スカイ クラブ |
ターミナル3 | ユナイテッド航空 ユナイテッド クラブ (コンコース E メザニン) ユナイテッド航空ユナイテッドクラブ (コンコースF) センチュリオンラウンジ |
国際線ターミナル A | エールフランス-KLMラウンジ ブリティッシュ エアウェイズ クラブ ラウンジ キャセイパシフィック ファースト およびビジネスクラスラウンジ チャイナ エアライン ダイナスティ ラウンジエミレーツ ラウンジ 日本航空 JAL サクララウンジ ヴァージン アトランティック クラブハウス |
国際線ターミナル G | Freshen Up ユナイテッド航空のポラリスラウンジ ユナイテッド航空ユナイテッドクラブ |
サンフランシスコ空港ラウンジ ターミナル1
ターミナル1には
アメリカン航空のAmerican Airlines Admirals Clubと
USOラウンジラウンジがあります。
USOラウンジは現役軍人、警備員、予備軍、およびその扶養家族、
退役軍人が利用できるラウンジになります。
アメリカン航空アドミラルズクラブ

ロケーション
保安検査場通過後、ターミナル1の搭乗ゲートB13付近
営業時間
クラブの営業時間
毎日:4:30 a.m. 〜11:30 p.m.
バーの営業時間
毎日:6 a.m. 〜11:30 p.m.
アメニティ
- サービス内容は現地のガイドラインにより変更される場合があります
- 無料のお食事とドリンク
- フルサービスのバー
- 無料Wi-Fi
- キッズルーム
- シャワールーム
食べ物
ラウンジで提供される食事は時間帯によって朝と昼以降では違います。
利用した際には入り口のすぐ前には、注文して作ってくれるアボカドトーストのブースがあり、
すべての乗客に無料で提供されていました。
これはロサンゼルス空港でも同様のサービスを行っていたので
スタンダートなサービスになるのかもしれません。
アボカドトーストはカスタマイズが可能で、シェフが注文に合わせて、
トッピングのスモークサーモンまたは生ハムのいずれかと一緒に、
ゆで卵とフェタチーズなどのチョイスが出来ます。
味は特に記載するほどのものではありませんでした。

その他
ワークスペースは窓際にあり、飛行機を見ながら作業が出来ます。
プリンターなどもありますので、最低限の仕事は出来る環境です。
サンフランシスコ空港ラウンジ ターミナル2
ターミナル2にはアラスカ航空ラウンジ、デルタ航空 スカイ クラブがあります。
アラスカ航空ラウンジ

ロケーション
場所: 第 2 ターミナル、保安検査場 D を過ぎてすぐ
営業時間
営業時間: 午前 5 時~午後 10 時 30 分
アメニティ
- コンシェルジュサービス
- 新聞・雑誌
- セルフサービスのソフトドリンクとアルコールドリンク
- スナックと冷たい食べ物
- Wi-Fi
アラスカ航空は8,500 平方フィートの新しい最上階ラウンジを4年ほど前にオープンしました。
この場所はターミナル 2 の旧アメリカン航空アドミラルズ クラブ スペースになります。
シアトルの北サテライト ターミナルにあるアラスカの旗艦ラウンジに次ぐ、
アラスカ航空では 2 番目に大きいラウンジとなります。
ベイエリアのブランドとデザイン要素をコンセプトにしたアラスカ航空のラウンジは、
ゲストが快適に過ごせるように工夫されています。
訪問者は、一日を通して利用できる幅広い新鮮で健康的な食品から選択するか、
オーダーメイドの食事を購入することができます。
訓練を受けたバリスタが常駐するエスプレッソ バー、無料の地元の地ビール、
西海岸のワインとスピリッツを提供する本格的なバー、
オーダーメイドのパンケーキ、スティール カット オートミール、
新鮮なサラダなどの幅広いダイニングメニューやサンフランシスコの名物スープなど。

デルタ航空 スカイ クラブ

ロケーション
サンフランシスコ空港、ターミナル 2、エアサイド、コンコース C、ゲート C3 の近く。
営業時間
ラウンジの営業時間は、毎日午前 4 時 45 分 ~ 午前 0 時 15 分です。
アメニティ
- 飲み物(アルコール)
- 飲み物(ノンアルコール)
- ファックス、コピー機、ホット スポット印刷
- 新聞・雑誌
- パーソナライズされた旅行支援
- にわか雨
- おやつ
- 電話
- テレビ
- Wi-Fi
リニューアルしてから2年くらいたつ比較的新しいスカイクラブになります。
オープン席とプライベート感のあるブースが混在し、
電源コンセントはほとんどの座席にあります。
窓際の席からは滑走路の素晴らしい景色を見ることが出来ます。
サンフランシスコ空港のデルタ スカイクラブには、無料のビール、
ワイン、スピリッツを備えたスタッフが常駐するバーがあります。
プレミアム ドリンクは、クレジット カードまたはスカイマイルを使用して購入できます。
アメリカ系の航空会社は食事がそれほどではありませんが、
一日のほとんどを通して、さまざまな温かい食事を提供しています。

クラムチャウダーがメニューにある場合は、お勧めできます。
クラブは時間帯によっては少し混雑しますが、席を見つけるのに問題はありません。
無料の WiFi には、クラブ全体に掲示されている
ローテーション パスワードを使用してアクセスできます。
シャワーはリクエストに応じて利用できます。
サンフランシスコ空港ラウンジ 国際線ターミナルGとターミナル3
サンフランシスコ空港はユナイテッド航空のハブ空港であり、
国際線ターミナルGに2カ所、ターミナル3に2カ所のラウンジを運営しています。
日本からサンフランシスコ空港を経由して他の空港に向かう場合はターミナル3のラウンジ。
他の空港からサンフランシスコ空港を経由して日本に帰国する際は
国際線ターミナルGのラウンジを利用します。
ANAを利用する方でラウンジにアクセスできる方は、
ユナイテッド航空のラウンジを利用することになります。
ユナイテッド航空のユナイテッドクラブとポラリスラウンジ
ラウンジの場所と営業時間
- ユナイテッド クラブ (コンコース E) –
ターミナル 3、エアサイド – 搭乗エリア E、ゲート E4 の近く。
営業時間: 午前 5 時 45 分 ~ 午後 10 時 30 分 (毎日)。 - ユナイテッド クラブ (コンコース F) –
ターミナル 3、エアサイド、コンコース F、ロタンダ、ゲート F11 の近く。
営業時間: 午前 5:00 ~ 午後 12:00 (毎日)。 - ユナイテッド クラブ (国際線) –
国際線ターミナル、エアサイド、コンコース G、ゲート G6 と G9 の間。
営業時間: 午前 7 時~午後 10 時 (毎日)。
ユナイテッド ポラリス ラウンジは、海外旅行のファースト クラスおよび
ビジネス クラスの乗客が利用することができます。
場所: 国際線ターミナル、エアサイド、コンコース G、保安検査場の向かい。
営業時間:午前6時30分~午後10時30分。
アメニティ
- 空調
- 飲み物(アルコール)
- 飲み物(ノンアルコール)
- バリアフリーアクセス
- ファックス
- フライトインフォメーションモニター
- 新聞・雑誌
- テレビ
- 電話 (コンコース F および国際線ターミナルの場所のみ)
- Wi-Fi
4カ所あるユナイテッド航空のラウンジの内、
ユナイテッドクラブについては標準的な内容になり、
ここではポラリスラウンジについて記載していきます。
ポラリスラウンジ

サンフランシスコのポラリス ラウンジは、
2016 年 12 月にフラッグシップのシカゴ ラウンジがデビューして以来、
2 番目にオープンしたポラリス ラウンジです。
サンフランシスコ ポラリス ラウンジは、ゲート 92 の近くにある、
古いユナイテッド クラブと隣接するシンガポール航空および
エバー航空のラウンジと同じ敷地内にあります。
SFOの国際線ターミナルの保安検査場を通過後、
大きく右折するとポラリス ラウンジはあります。
メイン コンコースから離れた場所にあるこの小さな入口は、
2,600 平方メートルの広大なスペースに 440 名の旅行者を収容できる
スプリット レベルのラウンジの広さを想像することが出来ません。
入口からエスカレーターで上がるとラウンジがあり、
上層階はまっすぐで、両端にダイニング エリアがあり、中央にバーがあります。
アクセス
ユナイテッド航空の新しいアクセス ルールの下で、ポラリス ラウンジは、
ユナイテッド航空とそのスター アライアンス パートナー
(ANAをはじめルフトハンザ、スイス航空、ターキッシュ エアラインズ、
ニュージーランド航空、シンガポール航空、エバー航空、アシアナ航空を含む)
のビジネス クラスおよびファーストクラスの乗客のみが利用できます。
ビジネス クラスの乗客にはゲスト特典はありませんが、
ファースト クラスのキャビンを予約した旅行者は、
同じフライトで旅行する 1 人のゲストをラウンジに招待することができます。
ユナイテッド マイレージプラス メンバーおよびその他の
スター アライアンス ゴールドグレードのフリークエント フライヤーで、
プレミアム エコノミーまたはエコノミーに予約されている場合、
ポラリス ラウンジへの入場が禁止されており、ターミナルをさらに下って
ゲート 98 に向かう必要があります。
ゲート 98 で、ユナイテッドの以前のファースト クラスが見つかります。
ラウンジはユナイテッドクラブに変わりました。
以前ファーストクラスを利用した際にはロサンゼルス空港から乗り継ぎで
サンフランシスコ空港経由でしたが、飛行機を最後に降り、
そのまま直ぐにタラップを降りて地上に。
そこでベンツが待機していて、そのままファーストクラスラウンジに
直接送ってもらったことがあります。
今でも、そのサービスは継続されていると思います。
ダイニング

ラウンジの一端には、6 人掛けのテーブルが 16 卓ある専用のダイニング ルームがあります。
アラカルト メニューには、ユナイテッドのアジアへの玄関口である
サンフランシスコに合わせて、いくつかのアジア料理と、
航空会社独自のポラリス バーガーを含む西洋料理が用意されています。
ビュッフェも充実しています。
料理をオーダーできるダイニングルームとビュッフェエリアは分かれています。
もちろん、ビュッフェの料理をダイニングルームに持ち込むこともできますが、
ビュッフェエリアはバーまでずっとテーブルと椅子が並んでいます。
ラウンジとダイニングルームの反対側には、スタジオと呼ばれるエリアがあります。

ユナイテッド航空は、これを寿司などを提供する
ダイニングエリアにすることを意図していますが、
チーズやワインの試飲などのポップアップイベントを通じて
地元のパートナーの作品を紹介することもしています。
8 つのシャワー スイートが並ぶ廊下があります。
これらの非常に広々としたスイートには、レインシャワー、
荷物ラック、ヘアドライヤー、カウシェッド シャワー製品、
サックス フィフス アベニューのタオルが備わっています。
国際線ターミナル A
国際線ターミナル Aにはアメリカ系以外の航空会社ラウンジが集中しています。
エールフランス-KLMラウンジは改装のため2023年の夏まで閉鎖していましたが、
現在は営業しています。
セキュリティを通過するとラウンジの案内があります。

ブリティッシュエアウェイズとエミレーツ航空のラウンジを除いて、
すべてのラウンジは、セキュリティチェックポイントを過ぎて左にあります。
ブリティッシュエアウェイズはこの時間は営業をしていないようです。
ラウンジはJALのサクララウンジはキャセイパシフィック航空と同じ2階になり、
キャセイパシフィック航空のウンジとは反対方向です。

今は、日本航空のラウンジはありません。
ブリティッシュ・エアウェイズのサンフランシスコ空港ラウンジ
2023年6月26日からはJALの利用対象者がメインで利用するラウンジになります。
ラウンジの場所と営業時間
場所:
国際線ターミナル A、ゲート A5 の近く
営業時間:
毎日午前 5 時から午前 11 時 30 分まで (プライオリティ パス アクセス)、
午後 1 時 30 分から午後 6 時 45 分まで
アメニティ
- 軽食とサンドイッチを含むビュッフェ式料理
- ビジネスセンター
- ラウンジから直接搭乗
- 新聞・雑誌
- セルフサービスのソフトドリンクとアルコールドリンク
- にわか雨
- テレビ
- Wi-Fi
ブリティッシュ・エアウェイズは、サンフランシスコの新しく改装された
ラウンジを5年ほど前にリニューアルオープンしました。
リニューアルされたスペースは近代的なデザイン、オープンスペース、
ファーストクラスおよびビジネスクラスの乗客がアップグレードされた
アメニティを利用することができます。
アクセス
ブリティッシュ・エアウェイズのサンフランシスコ国際空港ラウンジの場所は
キャセイパシフィック航空のラウンジとは離れています。
キャセイパシフィック航空のラウンジはゲート階と違う階になります。
ブリティッシュ・エアウェイズのラウンジはゲート階になります。
サンフランシスコ空港のブリティッシュ・エアウェイズラウンジは
ニューヨークJFK空港の改装したラウンジと同様のデザインを採用しており、
床から天井まで届く大きな窓からは自然光を取り入れた
開放的な空間や大きな花崗岩のバーカウンターを設置しています。

食事
ビジネスクラスの乗客用(ワンワールドのサファイヤ)のスペースとは別に
ファーストクラス専用のスペースがあり、そのスペースには
普通のレストランと同じような「Boutique Dining」エリアへアクセスすることができます。
ただし、この「Boutique Dining」にはファーストクラスに搭乗しない
ワンワールドのエメラルド会員はアクセスできるかは不明です。
アメリカン航空のラウンジも同様の食事スペースをロサンゼルス空港などで提供しています。
そちらはワンワールドのエメラルド会員は利用できません。
たぶん、同じようになると思います。
ラウンジ全体では食事を提供していて、
内容はアメリカのラウンジにしては充実している内容になります。

ラウンジのデザインを見たい場合は、
ブリティッシュ・エアウェイズが3Dツアーを作成していますので、
ラウンジの中を詳しく見ることができます。
キャセイパシフィック航空のラウンジ
ラウンジの場所と営業時間
場所: 国際線第1ターミナル、セキュリティ通過後左
営業時間: 追って通知があるまで臨時休業
アメニティ
- ビジネスセンター
- 新聞・雑誌
- ヌードルバー
- セルフサービスのスナックとサンドイッチ
- セルフサービスのソフトドリンクとアルコールドリンク
- にわか雨
- Wi-Fi
JALの搭乗者も利用できるキャセイパシフィック航空のラウンジ。
キャセイパシフィック航空のラウンジはJALのサクララウンジから向かって左手、
廊下の奥にあります。

まとめ
サンフランシスコ国際空港は、アメリカ国内の空港の中では比較的新しい空港のため、
他の空港と比較して非常に便利な空港になります。
ラウンジに関してもアメリカ国内で最も素晴らしい
ラウンジを多く含む幅広いラウンジがあります。
ビジネスクラスでもファーストクラスでも、
フライト前にリラックスして食事をする場所を見つける事が可能です。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジやレストランも多く、
航空会社のビジネスクラス以上や上級会員以外も楽しむことが出来ます。
以前、日本航空(JAL)のサクララウンジがありました。
ただ、内容的にはブリティッシュ・エアウェイズやキャセイパシフィック航空の
ラウンジがあるので、なくても困らないと思います。
コメントを残す